皐月賞展望2

ハロンタイム 13.0 - 11.3 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 13.0 - 12.5 - 11.8 - 11.5 - 11.9
上り 4F 47.7 - 3F 35.2

テンの13秒は仕方がないが、ラスト5ハロン目で13秒と緩んでおり先行馬が楽をした。まあ有力馬がけん制しあって前にいった馬のなかでまともに強いのはキャリアが浅いヴィクトリーだけだったからしょうがない。自分から前を捕まえにいったヴィクトリーにくらべて、鞍上がゴーサイン出すまではちんたらと重い走りを続けていたフサイチホウオー。届かないかなーというところから鞍上が追うと一気に差をつめて交わそうかというところで寄れて体勢立て直してまた伸びるという、自分だけ忙しい競馬でなんとかヴィクトリーを交わしたところがゴール。
ヴィクトリーとフサイチホウオーはそれなりに評価できる。
ナムラマースアサクサキングスは反応が鈍い。早めの競馬が必要。

ハロンタイム 12.6 - 11.6 - 13.4 - 12.2 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 11.4 - 11.4 - 12.2
上り 4F 47.2 - 3F 35.0

サンツェッペリンが3ハロン目以外は一貫して12秒前半でひっぱり直線に入るところで突き放しにかかるという芸術的な手綱さばきで後続にまくらせず、直線入ったところで気づいたセーフティリードそのままにゴールイン。
このレースで評価可能なのは勝ち馬だけ。強いてあげればメイショウレガーロが底力を見せたなぁというくらい。アルナスラインはやっとこさマイネルヘンリーを下したくらいなので評価不要。

ハロンタイム 13.1 - 11.4 - 11.4 - 11.7 - 12.5 - 12.9 - 11.7 - 11.2 - 11.8
上り 4F 47.6 - 3F 34.7

入りの13秒は、この世代にまともな逃げ馬がサンツェッペリンくらいしかいないのでもはや仕方が無い。
それ以降直線手前で12秒台を二回刻んだ事以外は11秒台だったのでまあそれなりのペースでしょう。
勝ったフサイチホウオーは直線手前からポジションをあげていっていたのでそれなりに長いいい脚を使っていたことになる、この馬東京だと信頼感が増すタイプだな。皐月をクリアできればそのままダービーも獲れそう。クリアできるかどうかはこのレースでも不明。何しろ一気に伸びて、一旦手前を変えるか何かしてややスピードダウンというのが本レースでもみうけられた。直線の短い中山でそれをされると立て直す間に逆転不能な差をつけられそうな予感がする・・。もう安藤に期待するしかないということろだなぁ・・。
二着のダイレクトキャッチは東京はいい脚を使うなーこれからも広いコースだけで勝っておけばよさげ。フライングアップルは直線むいたところで、もっと差をあけないと厳しい。それなりの実力はみせたが。

ハロンタイム 12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.9 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.4 - 12.3
上り 4F 47.1 - 3F 35.0

まともな逃げ馬がここにもいました。その名はアサクサキングス!!
全て13秒以内のラップをマイペースで刻み直線に入る前後で11秒台を刻んで後続に影も踏ませない完勝。京成杯に比べてひきつけていないだけ武幸のうまさというより他の騎手のヘボさが目に付いた。武がためると動けないんだから情けないよなー。
評価できる馬はもちろん勝ち馬。ラストも11秒台だったら、皐月は本命だった。騎乗ミスだったっぽいナムラマースも一応の評価はできるかな。ただ、追って確実に伸びるんだけど反応がイマイチなところは小回りではどうかというところ・・。

ハロンタイム 12.3 - 10.6 - 11.6 - 12.8 - 12.5 - 12.6 - 12.9 - 11.8 - 11.7 - 11.7
上り 4F 48.1 - 3F 35.2

ここまでのステップレースで一番レベルが高いかもしれない。先行争いはあるわ、ラスト3ハロンは最後までタイムが落ちないわ・・。もうちょっとメイショウレガーロがスムーズな競馬をしていれば比較がたやすかったんだが・・。
勝ち馬は素直に評価可能。この馬に買っていながら桜花賞3番人気だったダイワスカーレットは評価されなさすぎだったな。
アドマイヤオーラがこのペースで7-7-7-6、ココナッツパンチが11-11-11-11、ペースが早かったからココナッツパンチの切れ味が目立ったともいえる。厳しいレースをしたのは勝ち馬。本番でも大外枠から今回のような競馬をしたら二着馬は怖くない。
ドリームジャーニーは進路云々の前に脚がなかったような気がする。こちらは逆に蛯名が腹をすえて直線勝負に出ない限り怖くない馬。
メイショウレガーロは瞬発力に上位と差がある。

ハロンタイム 12.7 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 12.6
上り 4F 49.1 - 3F 36.7

それなりに息の入らない流れだけど、ラストとまった二着馬と、やっとこさ交わした一着馬はクラシック級とはいえない。
このレースで評価する馬はなし。

ハロンタイム 12.6 - 10.8 - 11.4 - 13.0 - 13.0 - 12.7 - 11.5 - 11.0 - 12.0
上り 4F 47.2 - 3F 34.5

このレースを見て思ったこと。トーホウレーサーめっちゃ買えるやん・・・。まあそれはさておいて、

ナムラマースはまあこの面子では力が二枚くらいぬけていたのはわかるが、それはレース前からわかっていたことでこれまでの評価をさらに上昇させるものはこのレースからは読み取れない。

  • 若葉S

12.4 - 11.0 - 12.3 - 12.8 - 12.3 - 12.7 - 11.7 - 11.5 - 11.8 - 12.7
それなりのペースで自分から仕掛けて押し切ったのは評価できるが、もうちょっと競馬を覚えてくれないとG1で本命にできないな>ヴィクトリー。
サンライズマックスは展開がはまったのと他が弱かった。

  • まとめ

以上のレースから皐月賞に出る馬で評価できる馬としては・・
フサイチホウオー:直線の所作に若さを見せるものの、完成されていない箇所だと思いたい。

サンツェッペリン京成杯の競馬は評価できる。ただ、スプリングSは煙幕なのか差すテストなのかしらんが負けすぎ。

ナムラマース:一貫して最後にいい脚を使うという点では好評価。ただギアあげたときのヴィヴィッド感に乏しい。

アサクサキングス:NIKKEI賞の結果から瞬発力勝負ではどうしょうもない。早めの競馬でサンツェッペリンとヴィクトリーをつぶせるかどうか。

ヴィクトリー:正直、あと一走くらいして競馬を教え込んでもよかったかも。能力はどのレースでも示しているだけに怖いものがある。この馬が狂ったら先行馬総崩れか?

アドマイヤオーラ:正直昨年ダイワスカーレットに手も足もでなかった姿がやきついてしょうがない。ただ中山も克服しているし、買いやすさでは一番かな。