日本ダービー①

日本ダービー前哨戦分析①(皐月賞
クラシック第一弾の皐月賞を取り上げてみる。

12.1-10.9-12.3-12.2-12.2-12.5-12.0-11.6-11.3-11.5
【12.1-23.0-35.3-47.5-59.7-72.2-84.2-95.8-107.1-118.6】
 (35.3-34.4)
皐月賞レコードにコンマ1秒差で速い時計決着になった今年の皐月賞。勝った馬は強かったと思う。でも、どう見てもマイラーメイショウボーラーが3着に粘ったように、かなり前有利だったことは否めない。別に前有利だから皐月賞は価値がないなんていわないけど、日本ダービーの前哨戦としては、レコードと0.1秒差だから日本ダービーでもいけるかなというのは違うだろう。このレースはダービーへの直結度は低いと見る。
同日開催の9Rトウショウボーイメモリアル(1000万下)で2000M、1分59秒0が、10R卯月S(1600万下) でマイティスピードが逃げて1分32秒6を出したように、超高速馬場。タイムどうりに評価するのは難しい。
このレースで強い競馬をしたのは1頭だけ。コスモバルク。通貨順06-07-04-05は中央で走るようになってから最も控えた形。前の懲りの馬場でこれはきつい。上がり33.8の剛脚を繰り出すも前にいた勝ち馬にも33.9を使われ、万事窮す。確かに上がり3ハロンでコンマ1秒しか変わらないが、内容は全然違った。残り3ハロンだけ見ても、コスモバルクダイワメジャーの3頭分くらい外を回っている、中山競馬場だから『残り3ハロン』にはコーナーも含まれている。これは致命的・・。同じ舞台でレースをしたら10回中8、9回はコスモバルクが勝つくらい能力的には差があるとみる。じゃあ、ダービーに向けてどうだっていうと、良馬場で行われる限り、まず間違いなく馬券に絡むと見る。距離的な不安はないが、2000Mに比べて、2400Mが向くかといわれれば、疑問なので、絶対の本命ではないと思う。じゃあ、コースはというと、今の東京コース向きの先行力は兼ね備えているし、東京で先行して上がり34秒前半でまとめて、ハイアーゲームを完封した実績を持つように、東京替わりはマイナスどころかプラスに働きそう。この馬に勝てるのはハイアーと、カメハメハくらいしか現時点ではいないと思う。死角があるとすれば、、コースではなく馬場ではないかと思う。雨だと能力半減の可能性はある。雨が降らなければダービーでも軸。あと単勝はかう。

1着馬に関しては、東京コースで強いとは思えない。2400であのパフォーマンスを見せるとは思えない。でも騎手が怖いので、ひもには買うかなと思ってる(適当やなー)、だいたい東京コースは上でも書いたが現在先行有利、1週前のオークスマイラー2頭が台頭したりと、この馬が全くこないともいいきれない(言い訳してるみたい・・)。

他の馬、3着メイショウボーラーはともかくマイラー、東京もプラスには働かない。ダービーは回避するようなことをゆってたので、コメントはこんなもん。
4着コスモサンビームスプリングSでわけわからん競馬しながらふんばって、もっとやるかなと思ったら、皐月賞ではバルクより内側につけていながら直線であっという間に引き離される・・。この馬ってスピードが足りない事はないと思う(朝日杯で1分33秒7)、血統的に見てスタミナが無いわけではないと思う、少なくともバルクよりは血統的にはありそう。じゃあ何が足りないの・・ていうと瞬発力だと思う。それでも上がり34秒台は使えるし、逃げるくらいの気持ちでいけば(かからないで)ダービーでも勝つにはいたらなくても、馬券圏内は十分ありそう。嫌なのが皐月→マイルCというローテで、ここは大幅にマイナス。
5着以外はこのレースからは何も見出せないのでコメントなし。ダービーで期待できそうな馬に関しては他の日に・・。アー眠い。