天皇賞・春

トウショウナイト
マツリダゴッホ
アイポッパー
デルタブルース
△ネヴァプション
エリモエクスパイア
×メイショウサムソン
×トウカイトリック

◎単
◎から馬連
◎−○流し
◎−▲流し

最近の京都の上級、長距離レースではスタミナと同時にスピードも大事。この観点にたてば、59キロだったとはいえ、前走、一瞬反応が遅れたデルタブルースは本命にしづらいし、最近しまいはしっかりしてきたものの、全体的なスピード能力にはまだ信頼置けないトウカイトリックはさらに買いづらい。確かに前走おいこんできたんだが、京都3000でバイロイトに負けるような馬。
世間ではスピードスタミナを兼ね備えた長距離ホースとしてアイポッパーを上げているようだ。確かにそこには異論はない。だが、この馬前回やっとこさドリパスを差し切ったくらいでスタミナよりスピードに勝った馬。ここに名手とはいえ武ほどの長距離実績がない安藤が騎乗。多分きれいな競馬にはならない今回、自分で動いていってG前何かにさされるだろう。じゃあ差しきるのはどれか?
1頭目トウショウナイト。昨年札幌日経OPでコスモバルクを粉砕してからのこの馬の充実度には目を見張る。崩れたのは有馬記念だけ、アイポッパーには実際アルゼンチン共和国杯で勝っている。スタミナも問題ない。3000を超えるレースに出てきたのはおととしまでさかのぼるが、そこで3:16:7の4着*1。陣営談で「あのときより力をつけている」というのを最近どこかでみたが、これには同意。エリモが大逃げでそのまま、逃げ切りとかじゃない限り勝てると思う。
頭目マツリダゴッホ。唯一のSS産駒。前走は完全に脚を測ったものだと思う。前走みるべきところは最後差されたところじゃなくて、直線むくとこで一気に抜け出したスピード能力。一気にスピードを上げる能力はこの面子では最上位。長距離に関しては間違いなく安藤より上だと思う鞍上がどこでその能力を使うか。楽しみをこめてだが、こちらもアイポッパーを置いてけぼりにする能力を秘めているだけに面白い。トウショウナイトに比べて期待のこもった分があるので印の差をつけた。
以下簡単に。
アイポッパー:世間がいうように長距離スピードレースに優れていると思う。武がのっていれば、安藤がテン乗りじゃなければ、本命にしていたかも。
デルタブルース:前走1瞬遅れた部分、今週の調教が軽すぎる点がいや。馬の力は確か。勝ってもおかしくない一頭。
ネヴァプション:3000で3:3:9。状態が本物でなかったこと、乗ってるのがへたくそだったことを加味すれば悪くない。乗り方次第で突き抜けてもおかしくないが、前走のような無難な競馬をする限り*2勝てないし馬券圏内にいないと思う。
エリモエクスパイア:スタミナがあるのはわかってる。逃げるんじゃなくてロングスパートすれば面白いと思う。その場合道中死んだふりは必須だが。多分逃げるとデルタあたりのいい的になりかねない。
メイショウサムソン:中距離に適正があるのは間違いなく、石橋も長距離が得意じゃない。ここを負けて宝塚できてください。
トウカイトリックマツリダゴッホと逆でスピードを一気に上げれないタイプ。長距離の池添はプラスとも思えないし。

*1:ちなみにハナ差3着はアイポッパー

*2:北村は多分する