まだまだなのだろうか

スプリンターズSで香港馬の底力をみせつけられ、その数時間後の凱旋門賞でダービー馬の底力をみせつけられた。
スプリンターズSを勝ったウルトラファンタジーは、香港で一流の実績を残しているとはいいがたく、凱旋門賞を勝ったワークフォースはダービーこそ圧勝したもののキングジョージで完敗していた馬である*1。日本馬には競争能力以外で何かが足りないのではないかと思った。
まあ、スプリンターズSのほうは日本馬のレベルが低すぎたというのが妥当な線だろう。テンのタイムとウルトラファンタジーの騎手がスタート直後誰もついてこないので後ろを確認したことからもわかる*2。ただ、凱旋門のほうも果たしてレベルが高かったのか。それは今後のワークフォースナカヤマフェスタの歩み次第だろう。個人的には惜しい2着という結果をもって、世界制覇はもうすぐだと思うのは少し甘いと思う。

*1:但し、これはレコードで圧勝した反動があったのではないかと思われる、青葉を圧勝してダービーでいまいちだったペルーサのように

*2:あのロスがなかったら最後詰められていたかどうか