ウォッカの宝塚記念参戦

ウォッカのほうは基本的には反対。
過酷なローテーションだと感じるので。
でも馬主としたら、宝塚に出るのはまあしょうがないかなとも思う。マイラー資質の高いこの馬が斤量を背負って来年宝塚を勝てるとも思えないし、賞金稼ぎや名誉を獲得するという点で、この出走は否定しづらいところはある。
そもそも適正不明のロンシャンに比べて、阪神には実績がある。ローテはきついが、調子は維持しやすいだろう*1。風が吹いているときに逆らわないという点では正しいのではないだろうか。
ちなみに実績的には歴代牝馬最強クラスかもしれないが、実力的にそれほどとは思わない*2
宝塚記念を勝つかどうか・・だけど、厳しいペースに耐えられるか、厳しいペースでも自分から動いていけるか、この二点をクリアできれば斤量からいっても勝てる可能性は高いだろう。
まず一点目、やってみないとわからないところが、やはりマイナスポイントか。
二点目は多分に騎手次第というところが大きい。二歳時に負けたレースでも桜花賞でもそうだが、この馬が負けるパターンというのは騎手の仕掛けが結果的に遅かったというもの。
瞬発力はあるけれど、一瞬の切れ味というよりは長くよい脚を使う、というこの馬の適正をいかそうとしないとコロっと負けるシーンはこれからもあるだろう。
一点目の不安も含めて勝ちきるための追い出しのタイミングは結構難しいんじゃないかな。
四位をそれほど信頼していない俺としては、結論としては軸にはしたくない馬ということになる。

*1:もちろん反動はあろうが

*2:近年でいえば、シーザリオカワカミプリンセスあたりと比べてそれほど強いとは思わないんだよな