総括

金鱗賞はタップが一頭抜けていて、このメンバーではタップに勝てないことを証明した。
大阪杯道中のラップが金鱗賞よりは厳しかったが、逃げてバタバタになった馬が残ったところを好位にいた馬が刺しきり、後方にいた馬が2着に突っ込む展開。ただ、金鱗賞のようにラスト4Fで11秒台を計時した流れでつっこんだわけではなく、ラスト2Fだけ11秒台でその前は12秒台という、追い込みやすい流れ。あまり勝った馬も2着の馬も評価できない。
日経賞は道中13秒台になったところで、バルクが暴走し、後はスタミナ争いになった。トウショウナイトこの時のような積極的な競馬をすれば勝機がある。
安田記念からはスイープトウショウ。G12着は立派だが、直線だけ追い込んだ形で、この馬の戦績をみると東京・京都に良積が集中しているG1で後方一気はきまりづらく、せめてまくれる脚がなければ・・。
エプソムCは最後まで11秒台でまとめられれば少しは高評価だったが、このペースで脚があがりかけてしまう馬達でG1は無理だ。
有馬記念は通過順をみればわかるが、完璧マッチレース。タップは遠征がえりでベストではなかったこと、を考えると、今回はラストもきっちりまとめて、ロブロイが交わせないケースも想定される。この時ロブロイは秋3戦目で疲労はあったが、このペースを追走できたのはレースを使っていたから。このレースからもタップ>>シルクは明らか。