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■ストーミーカフェの強さ
ストーミーカフェについてちょっと考えてみようと思う。現時点でマイネルレコルトを除けば、実績上はクラシックに最も近いといってよい。実績だけでなく、能力面でも皐月賞に関してはかなり近い位置にいると思う。ダービーは距離がどうかわからんが。
以下、ストーミーカフェのラップ
12.9-11.4-11.4-12.0-12.3-12.4-11.9-11.3-12.2
12.9-24.3-35.7-47.7-60.0-72.4-84.3-95.6-107.8 (35.7-35.4)
前半1000メートルを一分丁度で走り、ラスト3Fのうち2Fまでを11秒台−11秒台−12秒台前半で駆け抜けられては、ちょっと並みの馬では手もでないというところか。
ちなみに3歳前半までで1800メートルを1分47秒台で、しかも東京で、走るのは、能力がかなり高い証拠だと思っている。
ちなみに共同通信杯で1分47秒台をたたき出した馬は最近では、ジャングルポケット、メジロブライト、ナリタブライアンがいる。全てG1を勝っている*1。
ちなみにタイム面の話をすると、札幌2歳Sの勝ち時計はジャングルポケットに次ぐ時計で・・なんて話がでたが、共同通信杯では、こちらが上回った。ジャングルポケットより強いなんていわないが、これからこの馬を紹介するときは、ぜひ、共同通信杯でジャングルポケットより、好タイム勝ちなんてコメントをしてあげてほしい。
話はもどって、ストーミーカフェもG1を勝つポテンシャルは確実にある。ただ、競馬は相手がいる。ライバルも粒ぞろいだ。
この馬を朝日杯であっさり交わしたマイネルレコルトは相当の器という事になる*2。ディープインパクトもいるし、この馬は生まれた世代が悪かったような気がしてならない。
ただ、前にいける脚質とこの馬の心肺能力はは実力差を覆す可能性も大いにある、皐月賞が去年のような馬場なら、ディープインパクトはまず届かないし*3。マイネルレコルトですら、大事に乗りすぎて届かなかったり、早く追いかけすぎて脚色が一杯になる可能性はある。
正直ばかみたいにスローペースな競馬は見ていて楽しくないし、こんな馬にこそG1のタイトルを挙げたいと俺は思う。