競馬回顧(日曜日)

■注目馬に関して
江戸川特別のジャングルパスはもっとペースが速くなって先行馬が崩れないと駄目っぽいです。ダイシンチャンスはもう少し前につけれないときつい。そういう脚はあったはずなのに。

ローズS
12.7 - 11.1 - 11.8 - 11.7 - 11.6 - 12.2 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 12.7
タイムは1:59.0。結構優秀ではなかろうか。
ダイワエルシエーロはそもそもそんなに強いと思ってなかった*1ので、このペースでこれないのは全然おかしくない。
アズマサンダースの騎手はペースがわかってなかったんだろう。完璧に相手をダイワに絞っていた(笑)。ダイワを交わしたところで力尽きて後続に交わされた。まあ立てた作戦自体は実行できたので満足だろう。作戦自体のよしあしは問わないでおく。
一番強いと思ったのがグローリアスデイズ、一旦スイ-プに交わされながら、差し返すといった内容で、その外からレクレドールがきたのは仕方が無い。反動なければ本番でも楽しめそう。スイ-プは上位3頭の中で乗り方が一番よろしくない、本質的にマイラーなんだから4角大外からまくり気味にあがっていっては駄目だろう。それでも3着にくるあたりの能力は非凡だが*2
レクレドールは展開に助けられた感がある。本番でもなんとか印がつくレベル。

セントライト記念
12.2 - 11.2 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 12.0
タイムはレコード2:10.1・・・あきれるしかない。
スタート直後の1ハロン以外は12.0以下で能力が高くないと厳しい流れ。
勝ったコスモバルクに関して。中距離なら「現役」最強クラスだと思う。自分からペースを作ってこのタイムは凄まじいスピードに加え、鍛えあげられた心肺能力のたまものだろう。やはり天馬の血をひいているだけはある。ただし、菊は微妙。能力的に劣るわけではないが、スピードがありすぎる。今日のようなペースで先頭を突き進めば能力は出し切れるだろうが、最悪、馬が壊れる。かといって中団につけても、折り合いを欠いて今度は惨敗しかねない。天皇賞へむかってほしいと本当に思う*3
ホウキパウェーブは最後までしっかりのびていたし、菊ではこっちが上にくる可能性は高い。春からみると随分成長している。
エスユーグランドは内のほうでもがいていた。菊でどうこうっていえる血統なのかはわからないが、今回はペースが厳しすぎたのと、体重増の影響だろう。
トゥルーリーズンはスローで流れて終いだけの競馬より、こういう厳しいレースのほうが
集中しやすいんだろう。上位2頭にここまで食い下がるのは能力の証。これで変わってくればよいと思う。菊に向かいたいと陣営は思っているだろうが、それはどうなんだろう。
エアシェイディは休み明けだしこんなもんだろう、ただ体重があまり増えていないのは、成長していないような気がする。ただ単に前走が太かったというオチもある*4
2分12秒はきるかなぁなんて呑気に構えていたこのレース、凄まじいレコードが生まれてしまった、それが馬場のせいなのか、来週の競馬を待ちたい。

*1:調教でキンカメを子供扱いしたのが評価されたのか??

*2:マイルCSにいったほうが勝ち負けになるのではと個人的に思う

*3:地方馬初のクラシック制覇がかかってなければ菊にいったとは思えない

*4:予想では未完の大器で終わる